カロゴン 改造車検 3

2007.3.3 


1. 書類検査結果

書類提出から 1週間で審査結果の連絡があった。また、今回の改造を行う対象車両は 1台に限定されるため、 フレームナンバーを通知。あとは実際に検査を受けることになる。


2. 検査予約

ここからはユーザー車検の検査予約と同じ。以前は電話で係員の方に予約をお願いしたと記憶してるが、 現在はシステム化され、専用の電話番号で受付システムが稼動している。 ガイダンスに従いプッシュホンのボタンを押していくだけだ。


3. 検査当日

こうして迎えた検査当日。残念ながら仕事の都合で休みが取れなかったため、前日で車検が切れてしまった。 まずは役所に行き、仮ナンバーを借りてくるところからスタート。

サムネイルをクリックすると大きな写真が見られます。

仮ナンバーを借りるためには、その臨時運行期間中に有効な自賠責保険に入らなければならない。 新たに自賠責保険に入り、その保険証を持って役所の税務課に向かう。 申請書類には「臨時運行の目的」、「運行経路」などを記入する。 手数料 750円也。

くれぐれも車検切れのクルマで仮ナンバーを取りに行かないように !!
検査前にはしっかり洗車しておこう。外回りはいつも行くコイン洗車で、下回りはディーラーでスチーム洗車をお願いした。

フロントをジャッキアップしてもタイヤがあまり逆ハの字にならないでしょ。 スーパーストラットのキャンバコントロールアームのおかげ。

テスター屋さんで事前検査を受ける。トーインとヘッドランプの光軸を調整した。

このクルマ、排ガスがやや多め。CO 0.9%、HC 185ppm も出ていた! 触媒がヘタっているかも。
車検ラインは一発で合格。測定ラインで並んでいるところ。

西三河の車検場は「2」コースがお勧め。このラインだけ設備が新しく、表示がたいへん見やすい。
軸重測定と車両寸法測定中。

4. 車検証の変わったところ

上の段が元の状態。下が構造変更検査後の新しい車検証。
【型式】
型式に「改」が付いた

【重量、寸法】
前軸重が +20Kg、高さが -1cm。軸重はピッタリ予想どおり。

【型式指定番号、類別区分番号】
改造車のため型式指定番号、類別区分番号がなくなる。車検証での部品発注がやりづらくなる。

【備考】
構造変更検査を受けたことが明記される。 ここにベース車両の型式指定番号、類別区分番号が記載されていた。


こうして無事「違法改造車」が「合法改造車」となった。 書類さえキッチリそろえれば難しい作業はないため、ぜひお勧めしたい。ただし! 下取り査定額は確実に下がることに覚悟が必要。

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