docomo.ne.jp への配信
NUTAC-ML を修復しながら、以前から fasc.jp から docomo.ne.jp へ配信されない原因について調べてみた。
同じ悩みを持っている方は大勢いらっしゃるようで、「自宅メールサーバ」と「docomo」でググってみると、いろんな情報が得られる。
どうやら docomo.ne.jp ではそうとう接続相手を選ぶらしく、趣味で立てたようなメールサーバからの接続には仕事をしてくれないらしい。
それもあっさり拒否するのではなく、「保留」扱いとされるため、fasc.jp の中に制限いっぱいまでキューが残り、何日も経った後に fasc.jp から「諦めました」ってなメールが届き 配信できなかったことがわかる。
イヤならイヤと返答してくれれば原因がつかみやすいのだが、保留なんて言われると配信してくれるのを待ちたくなる。
特に fasc.jp のように正引き / 逆引きが異なるようなサーバの場合はみなさん苦労しているようだ。
fasc.jp からの配信を受け取ってくれないのは mfsmax.docomo.ne.jp で、ココ以外のサーバに中継してもらうより他ない。
こんなときはメールサーバである postfix の設定を変更すればよい。
docomo.ne.jp 宛のメールだけ他のサーバを通すように変更できる。
詳細な設定方法はいろんなページで紹介されているためココで述べることはしないが、簡単なテーブルを準備しドメインごとに経由サーバを定義するだけだ。
fasc.jp の場合、IP アドレスを借りている OCN のメールサーバを通すように変更した。
PopBeforeSMTP が必要な場合はスクリプトを書いて cron で定期的にアクセスしておけばよいだろう。
これでほぼ遅延なく fasc.jp から docomo.ne.jp へメールを送ることができるようになった。
/* こんな設定しなくても同じ NTT のグループなんだから、すんなり受けてくれてもいいのに・・・。 */