2007.2.18
1. 改造届提出
検査員の方のアドバイスで、一度書類を作成し見てもらうことにした。今回の改造届に必要な書類は
の 5点。また、スーパーストラットサスペンションはメジャーな形式ではないため、上記に構造の説明も加えることにした。
- 改造自動車等届出書 (第1号様式)
- 改造概要等説明書 (第2号様式)
- 改造部分詳細図
- 最小回転半径計算書
- 強度検討書
2. 強度検討
サスペンションアームの強度検討は素人では難しく、個人レベルで 1から検討を行うことはほぼ不可能。 そこでいくつかの「仮定」を交えて強度に問題ないことを示すことで検討を省略する。そのキモは以下のとおりだ。
- 被改造車の軸重を調べる。車検証に記載されている車両総重量の軸重でよい
- 部品を流用する車型で最も軸重の重い仕様を見つけて軸重を調査。AT 仕様やサンルーフ付きなどがいいだろう。
- 両軸重を比較。被改造車の方が重たければ、ここでキッパリあきらめて元に戻そう。そうでなければ望みアリ。
- 被改造車より重い仕様で強度に問題がない(ハズである)ため、被改造車でも問題はない。とする。
3. 修正指示
こうして作成した資料を検査員の方に見ていただいたところ、強度検討を省略した根拠に「比較検討車の純正部品を使用していること」と、 自己責任において強度検討を行った署名(自筆)を入れるよう、指示をいただいた。 こうしてでき上がった添付資料を参考に掲載する。
ae101g.pdf
(PDF形式 2,818KB)【重要】無断転載はお断りします。また、内容は参考程度にお考えいただき、 どの場合にもあてはまるものではないことをご承知おきください。 個人で改造を考えている人は参考にしてほしい。なお、「改造自動車等届出書 (第1号様式)」と「改造概要等説明書 (第2号様式)」は 決まりきった書式であり個人情報も含まれているため、掲載を省略した。
4. 次回は
2週間ほどの期間を経て書類審査の結果が通知される。内容に問題がなければ、 24ヶ月点検を実施した状態で車両を車検場に搬入し検査を受ける。
今回はここまで。次回は順調に進めば実際に車両を車検場へ持ち込んで受験する様子をお伝えする予定。
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